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上方割烹アっ晴°

下関市完全予約制美食レストラン

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ホタルイカ

またまた春のものが入荷



そう!ホタルイカ



富山名産のホタルイカが今日、今期初めて下関に入荷になった




ハシリなのでまだかなり小さめだが
パンパンでプリプリ、鮮度も抜群



天気予報ではまだまだ雪の知らせもあるが
こうやってどんどん春の訪れを感じる



雪が溶ければ新芽の山菜も出始めたり
これからは初物に心も弾み献立造りも益々楽しくなる季節だ

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白魚

今期初の白魚


白魚と言えば春の食材の中で好きなもののひとつだが
その春の物が、この寒い1月に初競りに出たというので早速入荷


海水と淡水が入り交じる宍道湖で獲れたこの白魚
透き通るほど透明でプリプリ


冬の献立にちょっぴり春への期待を添えた



とらふぐの白子




毎年時期になると好んで使うもののひとつ




とらふぐの白子





下関といえば ふぐ と言われるがその地元でも反応のよい食材である






年越し用のそば打ちもあるから今年は29日で仕事おさめにしようと考えてもいたのだが
常連さん方からのご予約でギリギリまで営業、派手に締めくくることができ逆にありがたい一年である




市場の競りも30日まで
最終日は時化続きだったこともありグーンと物の相場も上がったがやっぱり好きな素材を使いたい




寝ずに市場へ行き、仕込みをして蕎麦の先生の所へお邪魔をしてから年内最後のお酒の仕入れに回り開店時間とかなり忙しい一日だったが、お見送りの時にお客さんから頂いた笑顔のお陰で充実感たっぷりのまま来年へ心とつなぐことが出来た

太あなごの刺身

初めてアナゴの刺身を食べたのは島根県




寿司の世界で江戸前仕込みの煮穴子へのこだわりを叩き込まれてきた自分は
当時、穴子の活き造りを初めて見て凄い衝撃を受けた
その頃はそれをやっている所も皆無だったからだ



今では珍しくない「穴子の活き造り」だが
今日はちょっと変わった



活け締め極太穴子が入った






結婚して下関に嫁いできたという魚屋さんの奥さんが何より一番好きな刺身だと豪語するくらいのこの穴子


さっそく捌く





とにかく肉厚で、身の甘さは開いた時点で見るからに想像できる



骨を処理し、キレイに上身にするともっちりした美しい白身の魚の柵になった




活き造りと全然ちがう仕立てのこの穴子


とろける感と広がる甘味にお客さんも皆、感動して下さったようだ

うつぼ

このところ時化続きでもっぱら話題といえばお肉関係であったが
今日はちょっと面白い海ものが手に入った



うつぼ






あまりこちらでは馴染みがないだろうが
「うつぼ」と聞いて長くてなんか不気味なイメージと想像されるかたは多いかも知れない



そんな「うつぼ」

身を開くとキレイな白い身をしており、脂ノリが良い


皮は厚くてブニュブニュだが、熱を加えるとコラーゲンたっぷりでとろとろになる


まさに長ものでありトロトロ感で美容と健康に打ってつけの魚である






今日のは特に生きているのを活じめにしたから、鮮度も抜群!!



色々調理方はあるがシンプルにコースでの温ものとして“ちり仕立て”
つまりポン酢で召し上がってもらった




初めてうつぼを口にしたお客さんが殆どだったが、老若男女関係なく皆さん口を揃えて最高だと喜んで下さった




久々に珍しい海のもので腕をふるえ自分も満足



やはりこういうものが入ると献立も大幅に広がる