太あなごの刺身 初物 2012年12月10日 初めてアナゴの刺身を食べたのは島根県 寿司の世界で江戸前仕込みの煮穴子へのこだわりを叩き込まれてきた自分は 当時、穴子の活き造りを初めて見て凄い衝撃を受けた その頃はそれをやっている所も皆無だったからだ 今では珍しくない「穴子の活き造り」だが 今日はちょっと変わった 活け締め極太穴子が入った 結婚して下関に嫁いできたという魚屋さんの奥さんが何より一番好きな刺身だと豪語するくらいのこの穴子 さっそく捌く とにかく肉厚で、身の甘さは開いた時点で見るからに想像できる 骨を処理し、キレイに上身にするともっちりした美しい白身の魚の柵になった 活き造りと全然ちがう仕立てのこの穴子 とろける感と広がる甘味にお客さんも皆、感動して下さったようだ PR