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上方割烹アっ晴°

下関市完全予約制美食レストラン

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のどぐろ

相変わらず魚が少ない日が続いてるのだが、今日は久々にのどぐろがあってラッキー

 

料理屋の焼き物といったら時期の鮎とか、お祝いにきっちり化粧塩してのぼり串を打ちお頭付きにするとかの場合を除けば、その物が元々持っている旨味を最大限に引き出す為、風干しにするとか、魚体の良い(大きくよく肥えて脂ノリの良い)食べごろの魚を例えば“西京焼き”だとか“幽庵焼き”だとか手法は色々あるけれど、要はその季節の香りや風味に沿って一番食べやすくお箸が進む様、旬のものを最高に美味しく召し上がって頂くための僅かなひと手間の仕込み


そのひと手間が絶対足し算になりすぎないように、繊細に計算し尽した上での技法が個々のお店のこだわりだったり伝統だったり


それが日本料理の焼くである



この“のどぐろ”という魚は、ホクホクで脂の乗った身の甘みや食べやすさ等
とてもハッキリとした美味しい魚だから、自分も大好きな魚のひとつ


お肉は好きだけどお魚は苦手といわれる方の感覚もきっと変わるのでは?くらい



 

朝がどんどん寒くなってきたので、今日からとうとうジャンバーデビュー(笑)




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アメリカのお土産

開店当時から可愛がって下さっているお客さん



ほとんどこちらにいらっしゃらないのでは?というくらい国内外を行ったり来たりでお忙しくされておられる中いつも寄って下さり、ありがとうございます


昨日までアメリカに行ってらしたとのことで

 

さて、なんでしょうか?!!



オレゴンワイン!!!!


ワインといったらフランスとか真っ先に思い浮かべる方も多いでしょうが
実はこのオレゴン州は


特徴的な地形や標高の高さ、火山性のローム質土壌」

など色々と立地の特殊条件に恵まれていることから、ブドウをゆっくりと穏やかな気候の中で成熟することが可能という世界でも最高峰のワイン産地だそうです


そこで一番気に入ったワインをと、お土産に頂いちゃいました!!!!
ありがとうございます!!!



父ちゃんも生前、怪我が多く、大変この方にはお世話になり、すごくファンでしたので
来月の一周忌を終え落ち着いたところで頂こうと思います!!!


今回は台風のタイミングだったけど、次回はまたお好みの物を揃えてお待ちしております!!



台風前の秋連休

秋連休の一日目




台風ということもあり、おそらく魚が極端に少ないだろうからと何より先に市場に向かった




明日明後日(日、月祝)競りがないということは、今日までの物で連休中分を押さえてないといけない





特に今日は普段にも増して、今時期の地魚を楽しんで頂きたい常連さんがお見えということもあり
あれこれとイメージしながら市場に行ったのだが、やはり魚が少なかった





そんな状況だったので地物は無理だったのだが今日面白かったのは今季初もの



北海道産、5キロを超える「寒ブリ」



このブリが南下して行き、あの有名な氷見のブリになるそうな



正直個人的にはあまりブリは好まないのだが、このブリはすごく良く、魚屋さんも自信満々で勧めて下さったので今日の青身はブリに決めた




ここはマグロで言う所の「カマ下一番」もしっかりしていながら綺麗に脂がのっていた






あと、ぼちぼちメスの方が良くなってきた「渡り蟹」



 

そんな感じで連休と台風後の時化を考えながらあれこれ集め店に帰り
そこからはバタバタしながら仕込みからの営業




今日は一日中、気が気ではない様な一日だった




台風は要らないな





台風の動き

「強烈な台風に注意しましょう」




テレビでもネットでも毎週のように台風情報




しかもこの連休に直撃?






ずっと時化が続いているのだが、この連休にはどうしても欲しい魚がある
そのタイミングでまたしても台風かよっ!!!



台風の動きが気になって仕方ない






 

料理教室も無事終わり、何かしらバタバタしてるうちに秋となる



今年の夏は予報通りの冷夏で雨も多かったけど
ここにきて暑かったり



でも気付けば10月なんですね







真夏のアっ晴゜は、とにかく暑い日ならさっぱりと召し上がって頂けるようにとか
逆に暑さに負けないくらいホットな感じに食欲を掻き立てて頂けるお料理をとか、
献立を考える中でその日の夏具合が心を占めるのだが、夏の終わりが来るころにはきっと皆さんこの夏の楽しかった出来事を想い出として整理されながら秋の訪れを過ごしていかれる頃だから、その想い出箱の蓋をきちんと閉じて頂けるよう、切なさというか、なんというか独特な雰囲気に、お仕立てする側も包まれる季節である




そして完全に蓋を閉じてもらえた頃には、彩り豊かで芳醇な秋の味覚が目の前に広がる