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上方割烹アっ晴°

下関市完全予約制美食レストラン

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鯖の棒寿司

アっ晴゜の「鯖の棒寿司」






シメサバは保存食だとよく言ったもので
魚が少な気な時を見越して、良いサバがある時に酢締めにしておく青い魚


ウチのお店では一番に季節の白身
それに次いで地物の青魚が人気


魚が少ない時に限ってふんだんに魚を使って献立をつくりたいから
今夜のコースの締めはお寿司


中でもこの棒寿司は看板メニューのひとつで
お持ち帰りのご注文も多いひと品


献立は色あせないよう日々考えるのだが
開店当初から守るべきものは守りつつ


名物ってそういう物だろうね










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少し暖かくなったかと思ったら、また寒さがぶり返して雪!!



今年の冬は海が荒れ続き
特に山陰北浦の地物は時化で壊滅状態


それに加えて底引き網の方も魚が少ないから、魚を扱うお店はどこも大変である


だからといってお店のコンセプト上、養殖ものでは意味が無く
雪なんかになっちゃうと仕入れがホント大変


お野菜の方は少しずつ春のものも出始めてるし
この寒さを境に穏やかな春になって欲しいです~~~




大将の大将

地元の寿司屋


そのお店が30年近い歴史に幕を閉じた





学生時代、ビル掃除や現場仕事、たこ焼きなどのバイトを経て
この寿司屋に辿り着いた


そこが原点でこの道に進んだといっても良いくらいの、ゆうならば


大将の大将の店


昨今では個人の寿司屋といえば「すきやばし次郎」などに見るように
ネタ、仕込み、握るの全てが、きちんと職人の技であるということを主張し
プラス上質なもてなしも加わって贅を尽くした時を楽しめる場所というのが主流であるが、


昔は贅沢でありながらも普段の生活とかけ離れ過ぎない感じというか
そんな寿司屋がたくさんあった


今では回転寿司やお手軽職人寿司のお店がその役回りを担っているのか
めっきりその手のお店も減り、地元で最後のお店だっただろう



社会に出て大阪、北海道と料理の道を歩いてきたが
ウチのお寿司に関しては少なからず大将の仕込みのエッセンスが入ってるというくらい、
昔気質の念入り仕込みの寿司屋



ちらしにまぶす「もみ海苔」でさえ大鍋の弱火で時間を掛けて揉み焼する



そんな職人のお店が街から消えるのも時代の流れなのだろうか












恵方巻き





今年も完成!!!



みなさん心待ちにして下さりありがとうございました!!!!



お持ち帰りのお仕事は、お店を離れてしまうので毎度一抹の不安は残るのですが
今年もお楽しみ頂けたかな~


この時期の大イベントを無事終え、一安心


とりあえず寝て、今月も元気に頑張りまーす!!!




恵方巻き仕込み

季節の催事にあわせ、様々なご用命を頂く中でも一番人気の「恵方巻き」



今年は雪など天候の影響で年末のまま具材の相場が下がらず、
売値のこともあるからギリギリまで様子を見ていたのだが




2月に入りさすがにヤバいと仕込みを開始


まずはアナゴから





活け車エビ





私事ではあるが節分の前の日が誕生日の為
誕生日は毎年この仕込みで過ごすのが恒例


全く宣伝をしていないにも関わらず、ご紹介、ご紹介でご注文が増え今年もこの日に感謝!!!



今年も皆様の、
そして自分自身の平和で穏やかな一年を祈りながら明日の巻き上げまで仕込みが続きます