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上方割烹アっ晴°

下関市完全予約制美食レストラン

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山口のお酒「獺祭」

山口のお酒「獺祭」



この週末は下関で開催される大きなマラソンイベント(海峡マラソン)の関係で
遠方からのお客さん方が多く、山口の「獺祭」を飲みたいとご指名リクエスト

 

しかしこの獺祭、米不足で生産数が三割減な上、安部総理がオバマ大統領に贈ったとか何とか色んな話題にもあがったもんで今かなり品薄状態らしい


あらららら


酒屋さんのご厚意に感謝!!



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戻り鰹

秋真っ只中



鰹(カツオ)の美味しい季節です


鰹の旬とされる季節は春と秋の年二回


春、黒潮にのって太平洋岸を北上する時期に漁獲されたものを 俗にゆう“初鰹”
一方、秋に水温の低下と共に南下してくるものが“戻り鰹” 



初鰹はマグロでいうなら赤身
刺身にすれば、爽やかな春の風味を楽しめるという感じなのに対し
秋の鰹は戻る過程で沢山のエサを摂るから、丸々した魚体はまさにトロ!!
濃厚な甘味を楽しめる



その秋の鰹を手早くタタキにして甘味に香ばしさをプラス、
更にたっぷりなポン酢と薬味を混ぜ込む様に箸で合わせて口に運べば最高に旨い秋のご馳走!!!






 

アっ晴゜が食品衛生優良施設として協会長より表彰!!

励みになる嬉しい知らせが届いた


今日のブログタイトルをそのまんま書いたのでその通りなんですけど
今回表彰を受けることになった


 



とにかく寄って下さったお客さんに「来て良かった~」って思って頂けないと世界の終わり位に落ち込んでしまうので、そのため一心に全力を尽くす事が自分の生きる道だと考えているのだが、やはりこういう知らせは素直に嬉しいし励みにはなる


開店当初、店の左右は自分が決めるくらいに考えていたんだけど、何年もお店をしているというより“させてもらえてる”というこの現実のありがたさがひしひしと身にしみて

だからお店に守られ、そのお店をより一層お客さんに楽しんでもらえるように自分の力を出し切るんだ!みたいなお仕事を、お店という雇い主の元で毎日頑張っているような感覚


そしてこのお店が大好きだから、自分がではなく、このお店がご褒美を頂けるのはうれしい


これからもお客さんにアっ晴゜で心から幸せな時間を過ごしてもらえますよう日々精進


どんな賞よりもこの夜に満足頂け、喜んで帰って行かれるお客さんのその笑顔がありがたく、
その笑顔の星を頂けたら一日が自分の中で無事終了でき、疲れも癒え、ぐっすり寝れる


それが最高のご褒美さ!


目指せ笑顔の三ツ星!! 下関市川中豊町 青空の台所 アっ晴゜!!!!




ジビエの指針

ちょっと前の新聞記事

 


山が開かれ自然を追われた鳥獣類達が、餌を求めて山を下りることによる被害が深刻化


そこで最近、全国的に町おこしの一環として捕獲した鳥獣類を町ブランドのジビエとして売り出そうと盛んになっているのだが、このたびジビエ料理に関する指針が発表されたとのニュースがあったのでご紹介


お肉だけに限らず、例えばこれからだとフグの季節


うちのお店もフグ処理施設として認可を受けているのだが、フグの毒は言わずと知れた猛毒であり、その毒性は青酸カリの数千倍


仕入れの目利きから仕込み、そして料理までの全工程を自分の手で責任持ってしているので万が一という事は無いだろうが、何よりまず安全第一を念頭に取り組んでいる


そういう意味でこのような食の安全に関する明確な指針というのは大いに大歓迎



しかしその一方、ユッケ問題以降、熊本の名産品である馬刺しは冷凍しないと出荷してはならないという規則によって現地の方たちにとっては死活問題となっているそうだ



いつか何十年か先、お魚の生食、つまりお刺身はダメですという時代も来るかも知れないね

 

市場からの帰り、朝6時前


夜の明け方がすっかり秋っぽくなりました















屋号

屋号とはお店の名前


うちのお店は“アっ晴゜”(あっぱれ)だからかおめでたい席でのご予約がとても多い


最初の頃、仕入れにいった先なんかで領収もらうとき「あっぱれ」というと
名前負けするなよ!なんてよく激励のお言葉を頂いたりして妙に気恥ずかしかったりしたんだけど、この「あっぱれ」というのは自店に向けた言葉では無く、お客さんへの挨拶というか、元気になって下さいねとか、楽しんで下さいねとか



当初、色々な名前を考えたとき、
関西割烹で学んできたのだからと、例えば「上方割烹〇〇」とか、シンプルに「季節料理〇〇」みたいな候補もあったんだけど、なんか肩肘張りすぎてるというか、そっちのほうが名前負けしちゃいそうで、それになにより師匠のお店の名前が“おいでや”だもん
その感じからこれに決めた



今日も還暦のお祝いってことでご予約を頂いており
幸いこの週末は魚が結構あったから、久々に大漁気分で軽やかにお迎えできた日曜日

 

ホテルで調理場を任されていた頃、お祝いのご予約とあれば、おめでとう!!!の気持ちでお仕立てしていた


今もおめでとう!!の気持ちに変わりはないけど
なんというか、そのおめでとうの時を預かるということのありがたさを噛みしめるというか
うまく言えないけど、その永遠の一秒って感じかな


自分にもいる大事な家族
未だになにも孝行出来てないけど、いつも心にありがとう


自分が大人になる分、周りも歳をとっていくわけで
おめでとうとありがとうという意味を感じる


それが今の料理なのかも知れない


店が忙しいとバタバタ時間がないし
逆に暇だと出歩けないしでそんな仕事をしているけど、台風も過ぎたし近いうちに大分に行こう♪