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下関市完全予約制美食レストラン
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美味い材料というのは当然あるけれど
さらに自分のお店なら絶対実現したいのが
“できるだけ美味しい状態にお届けすること”
例えば、あまり包丁を加えると旨味が逃げるとか、大きさ次第で食感が変わるから勿体ないとか
料理する際には必ず何かしらの想像から一手一手動いていく
そうやって手を加え、火を加え、それを出来たてでオススメするのが一番美味いはず
そしてそれを支えるのが下ごしらえ
つまり仕込み
例えばお刺身を例にあげるとして
本来、お刺身は魚を捌いて柵にし、それを引いて造るだけのシンプルなものと言えばその通りだが
お造りにする時に魚を捌くところから始めると、当然冷たくないお刺身になったり
んじゃ逆にあらかじめ造りにして冷やしておけば乾いてしまう
なので刺身なら、魚に応じての締め時、捌き時、そして造る時と段階ごとに考える必要がある
そしてどの段階においても鮮度を落とさぬ様、手早く確実に仕上げること
その手早さ、効率性は物の配置も大きく関係するし
そこでの重要なポイントは左手の使い
右利きなのに何故か?
それは右手には包丁があるわけで、空いているのは左手
左手で位置に合わせたお魚を利き手である右手で的確に包丁を入れ、そのまま左手で左側に流す
これが一番スムーズで早く無駄のない動き
そのように右手と左手それぞれの重要な役割
その一つが体に馴染んでるだけでも格段に仕上がりが違うのが料理である